さんぶんのいちじゃ 伝わらない くもり

  • 消えた

使いなれないパソコンでぼちぼちとメールを作成したの、ね。それはそれは長々とつらつらと綴ったの、ね。でも、ね。どういうわけだか途中でぴしりと固まってしまって強制終了になっちゃうのよ、ね。もう、ね。うん、とも、すん、とも言わないの、ね。やれやれよ、ね。うむ。でも、ね。どうしても伝えたいことがあったから気を取り直してまたぼちぼちと打ち直したのよ、ね。うむ。そして最初に作成したメールよりももっと長々とつらつらと綴ったのよ、ね。うむ。そりゃあもう傑作だったわけよ、ね。筆ノリノリだった訳よ、ね。ええ。でも、ね。どういう訳だかこれまた送信する前に強制終了になっちゃったのよ、ね。ガッデムなわけよ、ね。さすがに三度目は大丈夫でしょうと、ね。もう一度、気を取り直してぼちぼちと打ち直したのよ、ね。これまた一度目、二度目に負けず劣らずの長々とつらつらと綴った大傑作で筆もノリ過ぎちゃって困っちゃったわけよ、ね。ええ。もう、ね。このメール送らずして何を送る!というぐらいだったわけよ、ね。で、まあ、察する通りそのメールも途中で、ね。そういうことなわけなのよ、ね。で、四度目は無い訳よ、ね。心ぽっきぽきに折れたわけなのよ、ね。