ユメで見たあの場所に立つ日まで 削れて減りながら進む あくまでも、 はれ

  • 9月14日(土)

我が心のうんぬんであるところのかんぬん、是即ちスピッツの約16年ぶりに開催された野外ライヴに行って参りました!息子を腹に抱えて参った「とげまリーナ」以来約2年ぶりのスピッツライヴ!出産後開催されたおファンクラブツアーもチケットが手に入ったもののおっぱいボーイの息子を置いては行けず…、かといって連れても行けず…、泣きに泣いてあきらめたのが去年の4月。短いようで長い月日を経て迎えた横浜サンセット!行って参りましたよ!!きゃひーっ!!!横浜サンセットものすごい楽しかった!本当に楽しかった!そしてすごく「健康」であった!演奏も演者もなんかすごく「健康」で「楽しい」ライヴであった!!!!スピッツ大好きだ!!!!!


以下、メメントメモンヌフ

スピッツ 横浜サンセット2013
開催日★2013年9月14日 (土)
開演★17時30分
会場★横浜・赤レンガパーク野外特設会場



★セットリスト★

恋のうた
涙がキラリ☆
みそか
ハチミツ
僕はきっと旅に出る(◆)
夏が終わる
小さな生き物(◆)
さらさら(◆)
ルキンフォー
運命の人
りありてぃ(◆)
ランプ(◆)
アパート
月に帰る
チェリー

恋する凡人
8823
モリーズ・カスタム
海を見に行こう


EN1.ヒバリのこころ
EN2.ベビーフェイス
EN3.夢追い虫



(◆)絶賛発売中!!の新譜「小さな生き物」収録曲

マサムネのアカペラから曲が始まる"恋のうた"で幕をあけた横浜サンセット。ステージセットもロケーションも天候も全てが最高!シチュエーションに俄然盛り上がったわたしは二曲めの"涙がきらり☆"時点で自身の涙がきらり☆ですよ!夕暮れを残しつつ夜の気配を帯び始めた空に小さく輝く星。そして"俺が天使だったなら〜"と歌いあげるマサムネ。「だったならじゃなくてマサムネは天使だよ!!」ってなって涙がきらり☆ですよ!!ええ、気持ちわるいです。大丈夫、自覚してます。ええ。そんな気持ちわるい涙を吹っ飛ばした"みそか"、歌詞間違えハプニングにてハニカミムネが拝めた"ハチミツ"。わたし自身の中で至高の一作に掲げられているのが「フェイクファー」なのですが、その次点に位置付けられる今作「小さな生き物」からの先行シングル"僕は旅に出る"と続き、めっきりご無沙汰の"夏が終わる"からわたし自身至高(割愛)今作から"小さな生き物""さらさら"。"さらさら"でテツヤの生ハモりに「もっと、もっとハモってテッちゃん!」と大興奮したわたしをクールダウンするかのような"ルキンフォー"を挟んで、好アレンジver."運命の人"!!!ギャーッ!!!わたし自身(割愛)の中でも断トツの輝きを放つ"運命の人"が目の前で、しかも、しかも、しかも!このアレンジver.はイントロからサビ前までリズムボックス&アコギ、サビでバンドサウンドどーん!のこの上なしに盛り上がる仕上がりなのですよ!これがまたこの曲をさらにキラキラさせて…昇天!!と、こんな感じで本編前半終了…えっと、後半も同じように気持ちわるく続きますよ?



後半はわたし(割愛)今作から"りありてぃ"、「"ランプ"…優しい…すごく優しい…」と優しさに包まれてスタート。次いでこれまたとんとご無沙汰していた"アパート"。新作から約20年前に発表した曲へのタイムトリップ。スピッツ今昔。そんなグッド トリップを経たギターチェンジ中、大型ビジョンに今宵の月が映し出され「はっ、次は月にちなんだ曲か?なんだ?はっ、新月?!はっ、三日月ロックその3?!」と予想を立てるも演奏されたのは"月に帰る"。まさかのデビューアルバムからの一曲!よもや!よもや!の嬉しい裏切りに震えとまらず。"チェリー""渚"のお馴染みの曲で安定を取り戻した後は"恋する凡人""8823""メモリーズ・カスタム"スピッツロック炸裂!お約束のリーダーが弾け飛んだ後は、爽やかなギターサウンドの"海へ行こう"。アウトロと手拍子がピタリとあったところで本編終了。本編が、終了。



待ってましたのアンコールはメジャーデビュー曲"ヒバリのこころ"で始まり、「次の曲やったら全アルバム14枚から1曲づつ演奏したことになります」とのマサムネMCの前置きで演奏された"ベビーフェイス"。そしてそしてそして…16年ぶりの野外ライヴを締めくくり、2013年我が夏を締めくくる最後の一曲は"夢追い虫"。これにて本当に、本当に、本当に横浜サンセット終了。




"夢追い虫"前にマサムネが「今日を目標にやってきた。今日が終わって明日から何を目標にすればいいかわからない」的なことを発したのですが、それは会場にいる全員がそう思っていた訳で、で、こんな言葉が演者から飛び出すぐらい、受けてと演者が同じ気持ちなれるライヴってめったに無い訳で…。この発言って、今回のライヴに関してスピッツが満足していることの現れであり、また、今のスピッツの状態が満ち足りたりているということの現れでもあるのですよ。その証に、今回のライヴは今までのライヴに比べて音やプレイに力強さが増し増し状態でしたし、何よりもステージ上が「バンド、最高!音楽、楽しい!!」でぷっくぷくに膨れていましたね!で、そういう満タン状態のスピッツが作り上げた今作「小さな生き物」は傑作間違いなし!なんですよ!!!と、いうか傑作です!!!!このアルバムは本当にたくさんの人に聴いて欲しいし、買って欲しい。全14曲(限定仕様ボーナストラック含)素晴らしい楽曲ばかりなのでそれに見合う価値をきちんと支払ってほしい。スピッツおファンであるわたしの贔屓目抜きにしても今作は傑作です!と、若干否、かなり暑苦しくもあり、気持ちわるくもあり、で締めくくり。