2010年度マイベスト3にどすーん、と滑り込み、マイハートをぎゅうむ、とワシ掴まれたのがこちら。

HOKORI

HOKORI

ODBのお伴で某ディスクユニオンを訪れたとある秋の日。一台の試聴機の前で「これ絶対アナタ好き、よ」とお薦めされ「ふうむふむ。ならば…」とヘッドフォーンを装着、準備万端。再生ボタンをぽちり、と押し我が耳にその音楽が流れ込んだ瞬間、足の先から頭の先までを「これ好き!ちょう好き!うああああああ大好きだ!」がびりびりびりと駆け抜けた。久しぶりにCDを聞いて鳥肌が立つほどうれしくてわくわくした一枚。「これ絶対わたし好き、だ!」


べったべたの、どちらかというと古臭いバンドサウンドに、個性的な声のVo.有馬くんが歌う臭くて真っ直ぐな言葉たち。
けっして「今風」の作りじゃないし、どこかで聞いたことのあるようなテーマを歌っているのだけれどもそれが不思議とキラキラ眩しくて。「ダサい」というか…、「泥臭い」というか…うまく言葉にできないのだけれども、結局はカッコイイ!というなんとも不思議なバンド。自分たちのスタイルに対する「確固たる信念」を持つ、ちょうロックンロールでロマンティックなところにマイハートはぎゅうむ、です。特にアルバム一曲目「GANG STYLE No,1」後半タメ部分なんてカッコよくてロマンティックでしびれちゃう!


「百聞は一見に云々」と、いうわけでこちらをぺろりー、な。