ぼやけクマ子

アツイ ッテナンダロ?アツイ ッテナアニ?ハレ。

  • 新木場サンセーーーーーット

長期休暇のあとだというのに素敵な年休を取得して本年の最初で最後の夏フェス、今年が第一回目となるスピッツ主催のイベント「新木場サンセット」に行く。イベンター先行、チケット会社先行、その他もろもろのありとあらゆる先行に外れ、一般発売開始時刻の15分前から我が田舎町ローソンろっぴい前を占拠してどうにか手に入れたチケットを握り締め、いざ新木場へ!

Spitz × VINTAGE ROCK presents
「新木場サンセット 2010」
開催日★2010年8月17日 (火)
開演★17時00分
会場★新木場STUDIO COAST
出演者★Spitz,OLDE WORLD,The Collectors,sleepy.ab,the pillows,中山うり,UNISON SQUARE GARDEN


以下、つるりとサマーメメメメモン

17時会場着。開演時間ちょうどということもあり入場口付近はガラツガラ。スムーズに入場し、これまたガラツガラの物販コーナーを素見す。今回のグッズテーシャッツで心惹かれる一枚があったのだがなんとも言いがたいデザインのためすんなりと手が出ない。ううむ。どうなんだろうこのデザインは?紙一重…では…?ううむ。


お次に物販コーナー脇にある飲食コーナーにてタコスときゅうりとタコライス横手やきそばで本日一杯めのおビールと洒落込む。お代りのおビールを買いに行きがてらドリンクカウンター付近に貼りだされた進行表?(ステージ毎の出演順が印刷されただけの紙)を確認する。今回のイベントは8823(ハヤブサ)と3373(さざなみ)の2ステージ構成。既に開演中の8823ステージにチョロリと潜り込む、も、フロアは超満員。ギッチギチのぎゅうぎゅう。どちらかと小さいサイズのわたしにはステージ上の演者を確認することは出来ない。ステージ上に掲げられた鳥のマークしか見えない。おおう…。でも、まあ、いいか。音が聴こえれば。と、持ち前のポジディブさを余すところなく発揮し、お代りのおビールを手に入れて飲食コーナーへと戻る。


飲食コーナー脇にある3373ステージ、というよりも中規模のテントといった風情のどうみても収容人数的に難ありな空間に不安感が否めない。そのサイズは8823ステージの1/3ほどだろうか。もしかしたらそれ以下かもしれない。すでにぎちぎちのぎゅうぎゅうの8823ステージ…ふうむ…おそらく入りきらない。8823ステージと3373ステージの規模に差がありすぎる。無理、だ。この暑さであの狭さ、そして集う人々…おおう。でも、まあ、この飲食コーナーにいれば音は聴こえるし…うむ。おビール片手にグッドミュージック、心地よい海風。これはコレでなんともフェスっぽいではないか!というわけでここでも持ち前のポジティブさを云々しつつおビールをごぶんごぶんと飲みつづける。


そんなことをぶちくち申しつつ、何回目かのおビールのお代りをいただいているうちに8823ステージのコレクターズが終わってわんさかさかと人が出てきて3373ステージへと流れ込んでゆく。そして入りきらないのか、はたまたあえて入らないのかという人々で先ほどまでガラツガラであった飲食コーナーがきゅうに活気付く。そんな中始まった3373ステージ。案の定、音はダタ漏れ。と、いうかテントの外でも充分楽しめるしむしろ海風を感じられる分、外の方が気持ちが良い。と、いう結論に達した我々はその他モロモロの要因も加わってすっかり気分がよくなり本腰いれたおビールタイムへと突入する。そしてその後のことは…これ以上は歌詞言葉にできないージャッジャジャアーーーーン、ジャカジャン。


と、いうわけで辛うじて見逃さなかったスピッツのおぼろげながらのセットリーーーーストをここに。

夏の魔物
チェリー
放浪カモメはどこまでも
つぐみ
ビギナー
Swallowteil Butterfly〜あいのうた(カヴァー)

トンガリ’95

EC1 44MAGUNAMのカヴァー
EC2 マーメイド
EC3 青い車

EC1ではメタルバンド『44MAGUNAM』のカヴァーをハンドマイク片手にアグレッシブに歌い上げていたらしい、が、わたしの視界には鳥マークしか…。ううむ。残念。しかも曲の出だしを間違えたまま演奏、終了後にテツヤ氏が「メタルは難しいんだよ!だから俺たちはスピッツやってんの!」との発言に「もし仮にスピッツがメタルバンドだったらわたしは…」と、己のスピッツに対する愛情がどの程度であるのか、メタルバンドスピッツでも今と同じように情熱を捧げることが出来るだろうか、はたまた否か!という問いに頭を悩ませているうちに素敵な時間は終了。愉快な時間はあっ、と言う間。ライブの余韻に浸りながらの帰りしな、お酒の勢い足すことのライブのコウヨウ感にて入場時に躊躇したワタシ的に如何なものか?と思えたグッズテーシャッツをすぱーんと購入し今年の夏フェス終了。夏、万歳!テーシャッツ、後悔はしていない!