今回の我が旅のメインは荒吐荒吐あっての東北旅。ナニがDOしても荒吐へ!と準備段階から鼻血吹くほどの熱の入れよう。フェス経験はそこそこあるものの、お手軽都会派フェスばかりのわたしにとって自然派野外フェス荒吐は未知のフェス。東北地方の春先の気候、野外フェスにおける必需品、知力、体力、時の運、呑まれないお酒の飲み方、夢見る少女のままでいられる術…すべてにおいて挙げたらキリがないほどの「未知」がみちみちである。


常々「備えあればあるほど憂いなしってなんて素敵なことでしょうね、マシュウ!!」と高らかに宣言する小心者のわたし。荒吐行きが決定してからというもの、便利なインターネットでぽちぽちと集めた情報をもとに「雨具は多少の値が張っても丈夫な物をか…、ふうむ。」やら「この異常気象。よもやよもやの雪景色フェスやもしれぬ!ぬぬ!防寒対策も怠ってはならぬぞ!」やらやらと暇を作ってはスポーツ用品店や登山・アウトドア用品店にしげく通う日々を過ごす。


時には「color CRAZY」とタグに記された「名は体を表すとはまさしくこの一品!」的な、なるほどクレイジーなポンチョに出会い一目ぼれる、も、なるほどなるほどクレイジー!なお値段具合にあえなくさようなら。恋愛不成就。さらば、わたしのクレイジー。とお財布と我が欲望との間で身が引き千切れそうになりながらちまちまと憂い無きようにと「未知のフェス荒吐」に備えたのであった。


以下、今後の自然派野外フェスに参加するさいの持ち物メメモン。

ポンチョ
クレイジーではないポンチョ。防寒として大活躍。
野鳥の会 長靴
こちらも防寒として大活躍。コンパクトさに優れすぎだ。素晴らしい。
三脚椅子
少々お湿り箇所もあったので大活躍。ステージ待ち体力回復時に大変役立った。
携帯用ザブトン
日中はほとんどごろ寝枕として活躍。日暮れ後は底冷えからおしりを守ってくれた。
ストール
どんな運命になっても惜しくないもの。敷いて良し、巻いて良しで大活躍。
携帯用ウエットティシュー
おトイレ問題(長蛇の空き待ち)後の手洗い問題(長蛇の手洗い待ち)もコレで解決。大変便利。
旅行用圧縮袋
着替えやタオルなどの嵩張る布物もスマートに携帯できる優れた一品。大変重宝。
タオル
防寒としても大活躍。首こそ暖めるべきだ!と大活躍。
ゴミ袋
45リットル。濡れや汚れたものをブチ込んだり、簡易雨具として用意したが今回は敷物として活躍。
ジップロック
電子機器やらの雨対策として準備。今回は出番なし。

以上を我が人生の半分をかけて酷使している、当初はビビットで鮮やかなピンクであったが桜色に変色しつつあるお気に入りのグレゴリーのデイパックM(おそらく22リットルぐらい)にぶち込む。若干の余裕あり。(その後、物販購入したテーシャッツ(1枚)とタオル(1枚)が入った)


服装下半身は年甲斐も無くショートパンツに派手色ムラサキ地にピンクと水色の水玉レギンス、霜降り厚手ソックス、ハイカットスニーカー。上半身はノースフェイスの紫外線カットハット、ノースフェイスのドットショットジャケット、ユニクロのフリースパーカー、半袖スウェット、長袖テーシャッツ、ヒートテック。天気は良かったが風が強く、冷たかったので上着を脱ぐことはほとんどなかった。日が暮れるとキャンパス時のスニーカーの為、足元からの底冷えが厳しかった、が、長靴をはくことでしのげた。持参アイテムをフル活用したから備えた分憂いることなく過ごせたわ、マシュウ!