おそらく、今日は、くもりだった。

  • 一日

昨日に引き続き請求書業務に勤しむ!勤しめ!言われなくともみっちり勤しみましたわよ、んっもう!と、いうわけでタバーっとなった請求書を本日もちみちみちみちみ、と処理する。


あまりにあまりなそのちみちみ具合に、すっかりぱそぱそに乾いた「ち」と「み」でむぎゅうとサンドされ、一口かじるや否や「残業」という名の苦味の効いたソースが口いっぱいにひろがり、思わずむべーっとせずにはいられない、まったくもっておいしそうじゃないサンドイッチになった心持ちになる。サンドイッチ伯爵ごめんなさい、美味しいサンドイッチになれなくて。ああ。


そして、そんなまったくもっておいしそうじゃないわたしは、わたしの意志とは無関係に、高音から低音まで幅広い音階で摩訶不思議なメロディを奏でる腹の中に住まうナニかとともに今から田舎電車に揺られます。やっと、愛すべき我が田舎町へと帰れます。そして田舎町に無事に辿り着いたあかつきには、存分に、何か美味しいものを食らうのだ。