歯ービバ、ノンノ!

そんなに暑くは無い、のね。くもり

  • お洒落ハットはご法度

前日の夜に携帯電話にブブブ、と本社事務ちゃんから「明日お時間ありますか?劇団四季のチケット(タダ券)が手に入りましたのでいかがでしょうか?」とのお誘いメールが届く。お誘い大好き!だので元気いっぱい「御意!」とお返事。劇場が本社のわりと近くだので、本社へのお使いがてら早めに事務所を出発。終業後、本社事務ちゃんと待ち合わせていざ、劇場へ!


開演までの間、フッカフカーな座席にて購入したプログラムを読んだり、一度観劇済みの本社事務ちゃんにおおよそのあらましなどを聞き出したりしながら時間を潰す。さあ、そろそろかしらん?という頃、何気なく見やった場内でつと目がとまったのが、今、まさに座席に着くぞ!その瞬間のなんだかド派手な装いの一人の紳士。袖口だけが赤地に白の水玉、そのシャッツにチェック柄のなんだかが合わさっている、頭には黒のお洒落ハット、お顔には白い柄の眼鏡、よくは憶えていないけれどもとにかく柄on柄のまったくもってドン・小西的装いの紳士だったのだ。思わず本社事務ちゃんに「ねぇねぇ、なんかあの人ちょうドン・小西っぽくない?」と申したところ、「あ、あれはまさしく、正真正銘のドン・小西ですよ」と言われ、「ええ!本物!!」と驚きつつも再び件の紳士をみやると、なるほど。まさしく、正真正銘のドン・小西であった。おお。


その後、ドン・小西的装いに身を包んだドン・小西本人は劇場係りのお姉さんにお洒落ハットの脱帽を促されておりました。そして感動、感動、また感動!スタンディングオベーションのカーテンコールの際、ドン・小西的ドン・小西はただ一人ドシッと着席したままでした。