雨が降ってみたり、止んでみたり、

  • サマソーニ09

と、いうわけで今年も行って参りました、サマソーニ。今年は地震やら雷やら豪雨やら法子さんやらやらと話題に事欠かないサマソーニ10周年となりました。そういえば記念すべき第一回目サマソーニもJBの途中から豪雨でしたね。富士Qで。あれももう10年も前なのですね。ううむ。はい、といったわけで今年のサマソーニをつらつらと。

    • 8月7日

カヌー、オクチョの三人で参加。前日の待ち合わせメールのやり取りの際にオクチョが靭帯を損傷していること知る。どうやら酔っ払って階段から落ちたらしい。ああ、もう。当日はカヌーたっての希望により、フジファブリック開始時間に合うように駅集合。オクチョは病院へ行ってから合流とのことだったので二人で駅前のコンビニでビールを一本入れてから今年のサマソーニスタート。


この日の我がメインアクトはラストのTahiti80だのでそれまではゆるゆると祭り気分を味わう。メッセではフジファブリックphoenix→the HIATUSを楽しむ。フジファブリック終わりでオクチョと合流する。そしてステージの合間合間にちょいちょいビールを注入したり、ウォッカベースの発色の良いお味はヨロシく無い飲み物を呑んだり、ものすんごく塩辛い牛串焼きを食べたり、モツ塩焼きを食べたりする。the HIATUS終了後、スタジアムに移動。


その際、アルファロメオに乗ってスタジアムまで行けちゃうんだぜ!サービスがあったのを酔っ払っているにも関わらず目ざとく発見し「イエーイ!」とか言いながら列に並ぶも目前で「本日の試乗は終了いたしました」との事。ええー!酔っ払ってるから?ねえ?酔っ払ってるから乗せてくれないの?と、ちょっと面倒くさい感じで係のお兄さんに酔っ払い的懇願をするも、受け入れられず。まあ、そうだよね。うん。そしてメッセでちょいちょい腹を満たしていた我らであったが、スタジアムでもさらに腹を膨らませるべきものすんごく辛いカレーとよく分からない鳥肉料理を食べる。もちろんビールもどんどこ注入する。そして事件が!


スタジアムのスタンド席で大盛り上がりのNINのステージを観ながらヒーハヒーハとカレーを頬張っていたら、ば、あれよあれよという間に雷鳴鳴り響きザバザバ否、ドドドドーと雨が降りつける。あ、NINステージ上にビカビーと稲妻が!屋根ありゾーンだったのでずぶ濡れは避けられたものの、本日の我がメインアクトであるビーチステージのTahiti80が危ない!!しばらく雨の様子を見守る、も「ビーチステージは機材トラブルも発生したのでちょっと今日は無理そうです」とスタッフの言葉にガっくしうな垂れ「明日もあるから…」とびしょ濡れのままトボトボ帰宅。

    • 8月8日

7日帰宅後はほぼ使い物にならず。雨に濡れるということは思っていた以上に体力を奪われる。そしてそれは33歳の身体ではリカバー不能と思えるほどであった。ああ。自宅の階段を昇降するだけでヒーヒーと息絶え絶え。濡れたままでは、いかん。と残った力を振絞り風呂につかるもさらに体力を奪われる。かっすかす。そして「ああ、もしかしたら明日のサマソーニは駄目かもしらんな。」と寝床にドサッと倒れこむ。そしてむかえた8日朝。昨夜の不安はなんのその!あれ?なに?けっこう大丈夫じゃない、これ?といつもと変わらぬ状態で起床。体力回復。睡眠って本当に大事だなあ。と改めながら身にしみたのであった。大事、睡眠。


本日の参加者は昨日に引き続きのカヌー、オクチョに加えてカヌーの大学時代の友人ウサミちゃんの4名。そして昨日に引き続きオクチョは通院後の合流。本日の我がメインアクトであり、ダンスステージのファーストアクトであるthe telephonesに間に合わせるべく皆と待ち合わせる。そして昨日に引き続いて駅前のコンビニでビールを注入し、二日目スタート。


二日目もメッセスタート。the telephones→MANDO DIAOで踊り狂い昨日とはまた違った理由でびしょ濡れる。the telephonesでは気づいたら最前列まで踊りでて「Love&DISCOOOOOOO!!!」と叫んでいた。the telephonesの良い噂ばかりを耳に入れるようにしていたけれども、耳にいれていた以上にライヴはものすんごくカッチョコよかった。そしてものすんごく楽しかった!そしてお次のディアオさん終わりでスタジアムへ移動。二日目も迷惑なことに酔っ払い達はアルファロメオの列に並ぶ、も、順番待ち切れずに列を抜け徒歩で移動。流石、酔っ払い。行動が無駄ばかり、だ。


placeboHOOBASTANK→B'z→LINKIN PARKをスタジアムスタンド席でビールを飲んだり、昨日とは違うカレーを食べたり、ナシゴレンを食べたり、豚丼を食べたり、モナ王を食べたりしながら楽しむ。そしてB'z開始前にはセットリスト予想などをしてフェス気分を盛り上げる。オクチョ予想は「LOVE PHANTOM」、カヌーが「ZERO」、ウサミちゃんが「ALONE」、わたしが「今夜月の見える丘に」。それ以外にも「小町エンジェルが聞きたい!」だの「N・A・V・I・G・A・T・ION!しかないだろう!」だの「ナナナナナー、トゥルトゥトゥトゥーでしょう、ここは!」だのどうにも年代を感じる選曲ばかり。我らのB'z知識は中学〜高校時代で止まっていた。そしてなんだーカンダー言っても日本人、皆、B'z大好き。ちょう盛り上がった。曲名などを詳しく存じません、がサビを聞くと「ああ!これ知ってる!」となる。何?このマジック?と、B'zの魅力を存分に堪能して二日目終了。ラストにウルトラソーっっっ!を持ってくるあたりが流石である。

    • 8月9日

ついに来ちゃった三日目最終日。この日は終日スタジアム予定。最終日の参加者は毎度お馴染みカヌー&オクチョとカヌーの会社の後輩、ハンちゃんの4名。本日はハンちゃんお目当てのエレカシスタートに間に合うべく待ち合わせる。そして一昨日、昨日に引き続き駅前のコンビニでビールを注入し最終日スタート。


最終日は終日野外参戦。エレカシ→ソガベーさん→ユニコーン→NE-YO→BEYONCE。気づいたら四十路男ばかりの我がスケジュール。蒸しっと暑い曇り空の中、本日の我らのファーストアクト、最初の四十路男たち、エレカシをアリーナ参戦。髪を振り乱し、汗を流し、ステージ上走り回り唄う宮本さんのパフォーマンスは相変わらず素晴らしかった。エレカシ終了後は各々のお目当てさんステージとへとしばしのお別れ。わたしはハンちゃんとともにリバーサイドステージでソガベーさん。本日のソガベーさんはギターとウッドベースの二人編成。芝生に座りうふふと楽しむ。サニーデイ時代の曲「魔法」をアコースティックバージョンで聴けてうれしかった。


ソガベーさん終わりで皆との待ち合わせ場所へ向かう途中、最終日にもやってきた豪雨ですっかりびしょ濡れる。ここまで濡れれば、もう、いいだろう!とお次のお目当てユニコーンはアリーナ参戦。「服部」で一気にテンションが上がった我らは調子に乗って雨のアリーナでスライディングしたりでさらにびしょ濡れる。そして「WAO!」「ヒゲとボイン」「大迷惑」の流れに大熱狂、大盛り上がり。


ユニコーンで力尽きた我らはNE-YO、BEYONCEとスタンド席に戻る。雨に打たれたせいなのか、ユニコーンでハシャギ過ぎたせいなのか、すっかり体力を消耗したわたしはNE-YOを夢うつつ。あまり覚えていない。そして今年のサマソーニラストアクト、BEYONCEといえば!のあの曲でバチっと目が覚める。遠目に見るBEYONCEは常に風に吹かれていた。踊り、唄い、花嫁衣装に身を包んでみたり、アリーナ中央部にステージを組んで登場してみたり、そして風に吹かれ続けるBEYONCEはとても素敵。いやあ、流石世界の歌姫ですわ!などとうんうん、頷き10周年を記念して盛大に打ち上がる花火を眺めながら今年のサマソーニが終了。


と、いうわけで。豪雨で流れた「ビーチでTahiti80」だけはものすんごく残念だったけれども、三日間中二日間がびしょ濡れ帰宅だったけれども、三日間とも酔い潰れることなく、ほどほどの酔っ払いでゆるゆるとキャッキャッと今年のサマソーニをジュウハチ分に楽しみました。ああ、終わっちゃった。