夏の色ってどんな色?朝雨降る、も、晴れる。

  • もう何も言うまいしれっとメモンぬ。
    • 土よう日

お久しぶり!幽霊医院へ行く。一ヶ月以上ぶりに訪れた幽霊医院は相変わらずの、と、いうか梅雨の時期にしっかりと栄養補充しもりもりと生い茂った植物群たちの活躍により、いっそうの荒廃っぷりが演出されていた。ううむ。折れて垂れ下がった入口脇の桜の木の枝を押し分けながら「よくぞこの医院へ足を踏み入れたなあ」と改めて思う。いつもは大盛況の待合室も本日はどういうわけだかノー待ち人。誰もいない照明の切れた待合室。金魚というにはあまりにも大きく育ちすぎた赤い魚が浮かぶ水槽のエアポンプの音だけが響く。八月だというのに締め切った窓。それだのに室内は何故かうすら涼しい。誰もいないはずだのに暗がりの奥の方からぼそぼそ聞こえる話し声的ななにか。なに、これ。まさに、ではないか!と肝を冷え冷えさせながら診察室からのお呼びを待つ、も、誰もいないはずだのに、かなり待たされる。「ええ!?なに?!わたしには見えない待ち人たちがいるの?!ねぇ!!」と我が恐怖心値がそろそろマックスです!という頃合にようやっとお呼びがかかる。気のせいかいつも以上に薄暗く感じる廊下を歩きながら「診察室の中には、手によく分からない武器を持ち返り血に染まった老医師がいたりして…!ぎゃーっ!!」などと無駄に自ら恐怖心を煽ってみる、も、診察室はいつも通りであった。そしていつものように秒速診察の後、雑談タイムへ。本日の老医師による講話は「お坊さんに多い病、それは…」という大変興味深い内容であった。なるほど、そうかそうか。次回の通院は夏の後姿を見送る九月の初め。

    • 日よう日

ちょっとしたアレな事情で日よう日だというのに、休日だというのに、朝の9時に小雨降る渋谷駅で出入の業者さんと待ち合わせ。ああ。日よう日の早起き、嫌。ねぶたい。ああ。ううむ。業者さんとの用事を済ませた後、仕事の都合でこちらに来ていた北の人と待ち合わせ原宿へ行く。原宿と言えば、の、素敵スタイリストウメザワさんサロンへ行く。北の人の担当もウメザワさん。もさもさに伸びきった北の人ヘアーをウメザワさんが素敵にヘアチェンジする間、ずうずうしくもサロンにて待たせてもらう。ずうずうしいついでにお茶も出してもらう。さらにもっとアレな事に、待っている間、漫画ばかりを積み上げて素敵サロンの一角を漫画喫茶化させる。素敵サロン、台無し。すみません。本当に。そしてすっかり素敵ヘアーにチェンジした北の人のお見送りの為羽田空港へ行く。帰宅後、久しぶりにガキの使いを観る。普通に会話していた「もう中」の姿を観て、予想していたほどの裏切られた感はなかったのでよかった。


以上、しれっと週末メモンぬでございました。