振り返ったところ、で、

予報通りの天気。午後から雨。

  • 暑気払い

金曜日。所属グループの暑気払い。大好き派遣ちゃんグループも交えて、部署でそこそこ力のあるお方を交えて、いつもお世話になっている他部署のお方を交えて交えて。そんな風に交えていたならば予約した席はぎちぎちに。ぎちぎちで鍋。職業柄というかなんというか、我が部署はわりとゴチゴチのガチガチさんが多数いらっしゃるのでそれはもう無惨。ゴチゴチのガチガチがぎちぎちしてはふはふしてなんだかむんわーな暑気払いに。暑気を払うはずがどちらかというと暑気!という具合に。ああ。ううむ。その後二次会だー!とカラオケへ。こちらもほぼ全員参加だったので悪夢再び。ぎちぎちゴチゴチガチガチ。そのうえ、皆が皆大熱唱するのでまたもやむんわー。冷房が効かない。あ、頭から湯気が。そんなカラオケ会場では、一次会の呑み放題のおかげでもってべろろろんと酔っ払ったわたしによる新入女子社員・ズンコの公開説教が開催される。酔っ払って半分以上憶えていない、が、ものっそい勢いで説教。ズンコとの対面三回目にして怒涛の説教。「あんた、ズンコの何を知ってるのよ!」と逆に説教されても返す言葉など無いほどノンストップ説教。最低。呑んで説教垂れるなんて、もう、本当に、最低。そしてその後、遠い記憶の中のわたしはターゲットをズンコから部署でそこそこ力のあるお方に変える。説教というか絡む。絡み酒。これまた、ちょう、最低。カラオケで一曲も歌うことなく、喉をからすほど説教&絡む。ド最低極まりない。その後ヤケッパンチになったわたしは上司とかなんかもうよく分らない酔っ払い達とともに、おネェちゃんのお店に行ってみたり、酔っ払って焦点の合わない眼でダーツをしてみたりして荒んだ夜明けを迎えた。なにやってんだろう、本当に。我ながら、ちょう荒んでる。サイテイ。ぎちぎちでむんわーな暑気払いよりも一番わたしがウザ苦しかった。暑気よりもわたしのウザ苦しさを払うべき、だ。ああ、神さま。ごくごく一部の、わたしに関わった方々だけでいいから、そのお方達の金曜日全てを消してください。ああ。もう。

  • ひたすら頭を垂れる

そんな風にして朝帰り。荒みきったフライデーナイト、勿論、自宅にはノーテレフォン。無断外泊。33歳にもなって、本当に、もう、だ。早朝母から「外泊は聞いていない、もう一生帰ってくんなアホ!v(^_^)vユキエ♪」とメールが届く。因みに文末の「v(^_^)vユキエ♪」は自動挿入の母の署名です。母からのメールには漏れなく、です。そうです、母様のおっしゃるとおりでございます。とコンタクトでガピガピになった眼をしぱしぱさせ、ゴンゴンと鈍い痛みが駆け巡る頭を垂れながら「返す言葉もございません。誠に申し訳ございません。ご心配をおかけいたしました。」と帰宅早々土下座する、も、無視。そりゃあ、そうだよね。うん。無視だよね。うん。そんな風に身から出た錆に塗れて過ごした土曜日。ああ、鉄の味がする。

  • 振り返ったところで、錆びた風が吹くだけ

母様のお怒り、継続中。と、いうわけで日曜日も錆びに塗れて過ごす。錆びに塗れる以外にも、ちろちろと甦る週末の記憶の後悔の渦にごぼごぼと巻かれもがき苦しんだりもした。本当にどうしようもない、な。そういう風にしてほとんど後悔ばかりの日々を過ごしております。本当に。もう。