雪降る降る詐欺にあう、くもりのち雨。

  • 朝、

起きたら両の瞼がシンジラレナイ!ほどにぶくぅと腫上がってる。そしてかゆい。ムギーっバリバリバリーと掻き毟ってしまいたい。後のことなど考えずに、もう、バリバリと。が、しかし。もうだいいいぶいい大人だので、その衝動をむぐぅと我慢して困った時の幽霊医院へと駆け込む。ここしばらくお肌の調子もよろしかったので久しぶり訪れた幽霊医院は冬ならではのおどろおどろしさ(葉の落ちた古木、枯れた雑草たち、地面を覆う大量の枝やら)で余すところ無く荒んでいた。



診察室に入るや否や、老医師に「そろそろ来る頃だと思っていましたよ、フォッフォフォッ。」と申し渡される。一瞬、ついにただならぬ能力までをも身につけてしまったのか?!と思うも医師が手元のカルテに記された日付をさしながら『「平成19年2月1×日」「平成20年2月×日」「平成21年2月2×日」と、あたな毎年だいたいこの時期にいらっしゃってるよ。フォッ、フォフォ』と教えてくれた。ええ!そう…?そうでした…?あれ?と己の身体のことだのにまったく把握していない。ああ、もう。まったく、というか、相変らず、というか。ううむ。(ちなみに昨年2月の記録を探してみたら、ば、2月21日に幽霊医院を訪れた記録あり。ああ、ね。あるよ、ね。うむ。)



と、いうわけで毎度お馴染みのお薬を処方されて次回は20日。


  • 午後

処方されたお薬を早速、塗ったり飲んだりして出勤。通勤電車内では久しぶりに飲んだ薬のせいなのかはたまた、ただたんに眠たいだけだったのかどうかは分からないがものすんごい睡魔に襲われる。ものすんごい睡魔すぎて寝とぼけ、あわや乗り過ごし!という目にあいそうになる、も、間一髪セーフで無事に下車する。が、しかし、車内に傘を忘れる。まったくもって間一髪セーフではない。むしろアウト、だ。コジャジャ入れに続いて傘までも…、ああ。


  • 終業後

今週末、友人の結婚式に出席するので毎度お馴染みウメザワさんに御髪(だけでもそれなりに)をキレイにしていただく。前回、ホリエくんに整えていただいた「おめでたいカラー」感が色あせていないので今回はカットのみをお願いする。結婚式に出席する旨を伝え「パーリーヘアーでもいける感じで!」とお願いし完成した我がニュウへアーは、左右ア・シンメトリーヘアーであった。左側がマッシュ&刈り上げで右側がノン刈り上げボブ。左から右へと長くなっている。勿論、前髪も左から右へと、だ。ムフフ。満足。特に左側のマッシュがイイ。ムフフ。「パーリーの際は毛先をぐるんとカールしてクラシカルな雰囲気を出すとイイよ!」とのウメザワさんのアドバイスを胸にしっかと刻んで雨降る原宿を後にする。