どアップ!パジャマズボン!

日傘、大活躍!晴れ!

  • 一日

本日は持ち得る限りの洒落っ気を余すとこなく発揮してストライプ柄のズボンを履いて出勤。水色と白色のなんとも爽やかなストライプ柄のズボン。この爽やかストライプ柄ズボンは高校の同級生であるところシャレオツ友人から500円で買い受けた物である。この友人はイタリーのマンテナンダカというおハイソなシューズを上品に履きこなしたり、今回のミラノコレクションはどーしたやらあーしたやら、呑人であるわたしには到底理解できない単語を操る、同級生で無かったなら一生出会うことなどないシャレオツおハイソ世界の住人である。そんな友人が年に数回、手持ちのイタリー製やらドコゾのハイブランドやらやらの洋服を格安で放出してくれるのだ。まさに神!である。その際手に入れたのが本日着用の「爽やかストライプ柄ズボン」である。そんな「爽やかストライプ柄ズボン」「水色と白色で爽やか、潮風も香る気分はマリンズボン」を脳内では颯爽と、小粋なイタリア人風情に履きこなしている、はずであったが、しかし。が、しかし!である。お昼を買いにちょろっと町へ出た際、ショウウインドウに映った己の姿を見て赤面の後、愕然。ショウウインドウに映るその姿はただの寝巻き姿のわたしだ。ええ。どこから見ても立派なパジャマズボン姿のわたし、だ。ああ。颯爽でも小粋でも、ましてやイタリア人風情でもなんでも無い。ただのパジャマズボン姿のわたし。「おお!何たる事だオーソレミナイデヨ!」と嘆いても悔やんでもしようが無いので「これ、パジャマですよ!ええ、パジャマズボンなんですよ!」とよく分からない開き直り方をして今日一日を過ごした。脳内では「それはもう!ナイスマリンルック!」だったのに、現実では「恥ずかしパジャマ姿」だったとは。むむ。