足腰!

晴れているのは良き事か、でも、たまには雨が降っても良い、と思う。からっから晴れ。

  • 右肩上がりは良き事か、?

夏からの否、通年のがぼんがぼん飲酒の結果、右肩上がりで増え続けた我が体重。師走のある日。通りすがり、ショウウィンドウに写りこんだ己の姿を見て驚愕。そこには己が知っている、認識している、己よりも一回り、二回り、もう何回りだかわからないぐらい丸々ぷくぷくムチムチした己の姿。「ノウっ!!誰、あんた!!」。
その夜の風呂上がり、昼間の事は夢事なれ、と強く願いそろりそろと足を乗せたヘルスメーターがガシャン、と指した目盛りは我が人生最高数値。「ノウっっ!!そんな馬鹿な!!」。
実のところ。昨年夏の終わり頃から会う人会う人に「あらあら。以前よりお顔がちょっとまん丸になったかしら?」やら「おやおや、どこぞの熊子さんが歩いて来たのかと思ったよ、ぷぷぷ。」やら「あんた、ちょっとそのお腹、ひどいよ。うわ!ギャー!!」やら「今以上増えたら、流石に…ねぇ。病気も怖いよ?」やらやらの言葉を頻繁に頂くも「えー。そうかしらん?そりゃあ昔に比べればぷっくりしましたよ。だって、わたしももう中年ですもの。少しくらいぷっくり丸々するでしょうよ!むしろ脂がのってきて良い頃合よ!ガハハハ!!」とかなんとかぶちり呟き、それらの言葉に耳を貸さず、大口開けてビールをがぼんがぼんと流し込みつづけた。そしてようやっと気づいた時には大抵遅い、遅すぎるぐらいが気付き時。よくよく注意して我が身を点検すれば、手持ちのズボン全てがぱつんぱつんのぴっぴ。二の腕辺りもむっちむちのぴっぴ。お腹周りに関しては…言いたくない、し、直視したくない、し、ボタンが弾け飛びそうだ、し。どうやっても昨日やそこらで仕上がるほどかわいい丸さにあらず。長い長い月日をかけ丁寧に丁寧に丸々ムチムチぷくぷくさせた感、あり。無駄に熟成されている丸み、だ。ああ。ううむ。

と、いった訳で、年末年始、兎にも角にもお酒が呑みたい、今呑まずして何時酒を呑む!の時分に大好きなビール、我が命の源であるビールを、じゅううううううぶん過ぎる程に控え減量に励んだ、と、いうか、絶賛励み中。「手持ちのズボンをしかるべきゆとりをもって履く」という切なる願いを叶える為に。