ねぇ、今日は雨が降るのかな?

  • ビールとさつま揚げのこと。

来週、他の事務所のお手伝いに神奈川県へ行くことが決定。火曜日に部署のわりと権力のある人から「あのさあ、アレの所の仕事をちょっと手伝ってくれないかな?と、いうかさ、ちょっと手伝いに行ってよ、ね!ささ、ググッといっちゃってよ!呑んで呑んで!」とビールをなみなみ注がれながら言われた。ちょ、ビール注がれながら言われたら、こ、断れないって知っているくせに!いえいえ、今日は騙されませんよ!今日のわたしは今までのわたしじゃないのです!それに、アレの所のお仕事をこのタイミングで手伝えということは…そうとうギリギリのチョンチョンですぞ!ぱっそぱそのしおしおになってしまうぞ!ダメ!というか、嫌!絶対に嫌!とムブー、ムブー、鼻息荒く断固拒否の姿勢でグラスに注がれたビールをごぶり、と呑み干し「大変なのは重々承知しております、が、わたくしとて日々の業務で手一杯でございます。それに…直属の上司に了解も得ないとなりませんし…今の時点では了承しかねます…」的なことをもごもご言い、いつの間にやらなみなみ注がれたビールをまたもごぶりと呑み干し「わたし出来るならば行きたくありませんの!」とはっきり言えぬならほら、そう!態度で示そうよ!と少々乱暴にグラスを置いた。が、相手は怯む事無く「そうだよね、そうだよね。忙しいよね。うん。そう。忙しいのは分かってはいるんだけどさぁ〜…あ、そうそう、さつま揚げ好きだったよね?練り物好きって言ってたよね?この店のさつま揚げ美味しいよ〜すいませーん、コレ二つ。あ、あとビールをもう2、3…4本。でね、うん、忙しいのはこっちも重々承知しているのだよ。だけどもね…うん、分かっているよ。忙しいのはさ。でも、ねぇ?」とこれまた弱点である練り物まで登場させたのだ。ぬぬう。ビールとさつま揚げ…!ぬぬう。が、しかし、ここで負け(?)ちゃ駄目だ負けちゃ駄目だ負けちゃ駄目、ダァーっ!と何時でもビールなみなみ魔法のグラスをごぶごぶと呑み続け、限定さつま揚げのアツアツをガツガツ頬張りながら断固拒否を貫いた、はず、だったのに今日終業間際「あ、例の件、来週火曜日からに決まったから!よろしく!」って電話がかかってきた。よろしく!って、電話がかかってきた。って電話がさ…かかってきたんだ。