なんだかとっても海老気分。


朝は寒そうだったけど今は良い天気、晴れ。

本日は本社立ち寄り後事務所出社の為、通常よりゆっくり出勤となっております。

  • 朝2

自宅最寄田舎駅周辺で再開発工事がおこなわれている。お金をいっぱい持った人たちがこちらにやって来るらしい。そしてそのお金持ちの人たちが満足して住めるように、と田舎民はあーじゃこーじゃと町を手直、というか新しくしているのだ。
もっと、ずっと、若い頃はこの町の田舎さだとか不便さだとかそいうことばかりが目について、もっと大人になったら絶対にこの町から出て行ってやる!と息巻いて、夢見ていた、が、あの頃からだいぶ大人になった今も変わらずその田舎で不便な町に住んでいる。決して便利ではないその田舎町からとても便利で、刺激的な「とうきょう」へとせこせこ通っている。陽も昇らぬうちから電車に揺られている時やだっぷり疲れて早く家に帰りたい時やらには、あーやっぱり「とうきょう」に住みたいよ!とくちくち思うも、この町から出ずにいる。
どうしようもなく不便で、未だにれでぃーすとか特攻服を来たおにいちゃんが駅前でまるくなってるし、中学生はヘルチャリだし*1、〜だんべ、〜なん、と語尾には「べ」とか「なん」が付くし、東京は区とか関係なく「とうきょう」でひと括りだし、たぬきとか普通に道歩いてるし(最近はあらいぐまやらはくびしんやらまでいる)、あとたまに猿とか猪とか熊とかも山からおりてくるし、どこそこに住んでいるよ、と言うと、あー遠足で行ったことがあるー!だとか、あーゴルフでよく行くよ、という返事ばかりだし、まあ、なんていうのか本当に田舎臭い、というか田舎町なのだ。だけどもそんな田舎町が良いのだ、田舎町だからこそ、そのままが良いのだ!だから新しく綺麗で「とうきょう」の人に合わせた町に変わってしまうのがすごく嫌だ。変わってほしくないなのだ。足場の外れたにゅう駅舎の佇まいのなんと滑稽なことか。市街地にぽつぽつ立ちはじめた高層マンションの不似合いなことか。田畑をつぶし道をつくり、似たり寄ったりのショッピングモールばかり作るなんて、まったくもってダメ、全然ダメ。見てくれだけ大きく変えたって、中身がともなった変わり方をしなければダメ、だ。
そう、だから、駅前の無料駐輪場が有料になど絶対に、変わってほしくなかったのだ!こんなに沢山土地があるというのになぜお金をとるのだ、ちくしょうめ!
と、駐輪場が有料になったおかげで、駅までの田舎道をトホトホと歩きながら強く憤ったのだ。

*1:自転車で通学する生徒はヘルメット着用の意