■

晴

• 朝

ひうっ、ね、寝過ごした、今日もまた！

と、目を覚ます。三日連続で寝過ごす。流石に三日目ともなると、とくにドキドキもせず、や、やばい！とも思わず、ただただ、ううむ。と唸るだけ。唸る以外成す術、無し。それにしても今回のごびごびは相当たちが悪い。今までは体調を崩しても朝起きれないということはそうそう無かった。だのに今回は三日連続で起きれない。いやはや、強敵である。今回のごびごびは。それともたんに自分の体力が落ち、老化が進んでいる証拠なのであろうか。ああ、年は取りたくないなぁ…はっ！そんな言葉がついぞ口から漏れるとは…ああ、年は取りたくないなぁ…はっ！そん…（以下、ループループループ）

• 午前

そんなことをぐるぐる考えながら予想通り、１５分遅刻で出社。げへふごびごび、ごふへんっげへごふっ、と周囲の人たちに不快さをお裾分けしながら、どうにか数字をあわせたり、ぽちぽちと書類を作成したり、電話に出たりする、ものの、やはりもう限界。でもでも熱はないから休むのもなぁ〜それにもう年休使いたくない…し…げはふごびんごびん…ぐぇっ、だがふっごぼぼ、とぐちぐち考えてる間にもごびごびの威力はいよいよ強大に。ごびごびの間に、ぐぇっ、をはさみだした。進化している。ああ、もうダミだぁ〜。これはもう、ダ〜ミ〜だぁ〜〜。だって、ぐぇっ、だよ？もう、ダミだって。ぐぇっ、は！ダミだぁ！と、机につっぷしていたら隣の席の人が、もう、帰っていいよ。と、言うよりも帰りなさいな。と言ってくれた、というか言わせた、というか、ううむ。

と、いうわけで１５分遅刻で出社し、事務所で不快さを一時間ほど振りまいて帰宅。