悪戯するぞい!

ねぇ、ちょっと。もう結構な寒さよね?曇り。

  • ここ最近のこと。

急遽、会社の力のある人たちから「休め!仕事を休め!休暇を取れ!」との君命をうけ「急にそんな事を申されても…」と勿体ぶり(本当)、いやいや(嘘)、しぶしぶ(嘘)、休暇を取得することになったのが今月の初め。今月の仕事の予定は先月末の時点でもうすっかり組みきっている、し、同じく君命をうけた方々との調整もあり、で、実際に休暇となったのが先週の金よう日から今週木よう日までの7日間。そして「次の北海道は、多分、二月」と呑気に申したのは先月、だけれども、のっぴきならない事情によりふた月連続で北海道へと旅立つことに。そして、また、今回も、ひとり。孤独な、空の旅。ううむ。大雨降る早朝の羽田空港を飛び立ち、激しく横なぐる雨の千歳に降り立つまで揺れっぱなしの空の旅。飛行中「只今、機長の命令により客室乗務員も着席しシートベルトを云々…皆さま、ご自分でシートベルト等のご確認をお願いいたします。」とのアナウンスに「死」を身近に感じた。ノウ!恐怖!!これ、超恐怖!!更には「これ、暇な時に読んでみなさいな」と職場の先輩から借り受けちりちりと読み進めている日航機墜落事件を主題にした「沈まぬ太陽」の「御巣鷹山編」のあの一文、この一文、その一文が色濃く甦り「ああああ。もう、駄目。これ、絶対嫌なパターン。あああ。」とメンタル面が限界に達する。が、しかし、「病は気から、事故も気から!」とよく分からない言葉を唱え、機長を信じ、この飛行機を飛ばすにあたり関わった人全てを信じ、三人掛けに並んで座った隣のイチャイチャちゅっちゅっカップルに悪態をつき、機内放送の落語を大音量で流し、どうにかこうにか騙し騙し耐えた一時間半の飛行。長かった。本当に長かった。若干の「死」を感じて幕開けた今回の北海道。滞在中はいつもと同様に、お鮨を食べたり、ラーメンを食べたり、お肉を食べたり、スープカレーを食べたり、ひどいひどい二日酔いになったり、と食べるか酔っ払っているかのどちらかであった。そしていつもと同様大満足。「いやあ、楽しかった。また来るよ、北海道!」とほくほくむっちり顔で飛行機に乗り込む、が、往路同様に飛行中は「揺れ揺れ大揺れ祭り’08秋」が開催され、またもや「死」を身近に感じたのであった。超、恐怖。