風よふけーふけーふけーー!

  • 午後

名刺申込書は無事にしかるべき部署に届いたみたい、だ。安心、ふう。とした拍子にバアチィーン、とブラジャーのホックが外れた。しごく慎ましく、自己主張に欠ける、ちょんもりとした胸しか持ち合わせていないのに、バアチィーンとなった。誰もいない事務所でひとり頬染めホックをとめ直した。そしてちょっとニヤついた。
帰宅途中、駅の階段でハードな指輪を沢山召されたお嬢さんの拳と無武装のわたしの拳がアクシデント。地味にものすごく痛い。メリケンサックじゃなくて本当によかった、と思う。
今日を総括すると、地味に災いらしきものが我が身に降り懸かる一日、であった。