いかにもワシが天狗じゃ

絶好の山日和、晴れ。

  • 一日

友人たちと高尾山へ遠足。

早いです。8時新宿京王線改札集合。山の朝は早いのね。
皆がちりちりと集まって、さあ、出発だ!

    • 高尾山到着

ぬぬぬぬっ、さすがミシュラン三ツ星山・高尾山、老若男女がわんさかさー。
登山口のお土産やさんで黒糖まんじゅうと蓬まんじゅうを買い食い。
血糖値を上げて、さあ、レッツラ高尾!

    • 山頂まで

舗装された道をえっちらえっちら登る。とあるお方さまが、高尾さんブーツでも楽勝!と申しておりましたが、本当に(おしゃれ)ブーツで登山(?)をしている女の子がいた。ぼんやりと、TPOって大事だな、と思う。
道は舗装だけれども勾配がきつくなり始める。へたりそうになる度、一本入れますか?*1を合言葉に皆で山頂を目指す。途中のお土産やさんの誘惑に負け、高尾といったら天狗!記念に!と天狗キーホルダーを買う。どどーんとイカメシイ顔した天狗キーホルダー。素敵だ。早速自転車の鍵につけた。

    • 山頂

やったぜ登頂!と叫ぶや否や目にも止まらぬ速さでプルタブを引く。プ酒。念願の一本を入れる。いやー、この一本のなんと旨きことか!持参したおにぎりとか魚にっくんとか梅コンブとかを食べていると隣の団塊の世代グループがアウトドア用ガスコンロをシャッと取り出し鍋を始めた。予めカットしてきた野菜やら豆腐やら味噌やらキムチやらが煮えてゆく。羨望の眼差しで鍋が出来るそれをあてにして二本目を入れる。そいうのもアリ、だな。うむ。

    • 下山

気が付くと山頂には老若男女がわんさかさかさー。それではそろそろ我々は、と下山。登りルートとは別ルートを選ぶ。距離は短いものの登りとはうって変わってケモノ道のようなルート。ちろちろ流れる沢伝いに下を目指す。いろいろと入れた我らはすれ違う山びと山びとに、こんにちはー、とご挨拶。途中、入瀧修行をする人がいた。その人をみる人がわんさかさーと集まっていた。
これぞ遠足の定番!とみんなが思い思いに歌いだす。そうね、遠足に歌はかかせないわね。いーまはもうー誰もーーー、とか、こいびとよーぼくはーたびだつぅー、とか、ふたりのこいはーおわったんだねー、とか選曲のほとんどが昭和。山頂で隣り合わせた団塊の世代グループの影響か?

大合唱のままゴールを向かえる。ザ・高尾を十三分に満喫した我ら一行は、それじゃあ本腰入れていっぱい入れますか、と新宿に向かい下山パーティー。山の人らしく(?)豪快にジョッキを空ける空ける空ける。各々がへべれけ越えしたところで解散。お疲れ様でしたー。

*1:缶ビールを一本あけるの意